「死線」と「猶予」の狭間で
仮初めの自由を満喫する



$100の資金から
塵を集めて積み上げた$25の猶予を使い、
資金倍増計画+α の目標を達成。

背後に迫る死線を遠ざけ、
「ある程度の自由」を手に入れたザコは
どんな行動に出るのでしょうか…



今回のシナリオで使用している機種は
本当に気まぐれで選んだだけなので
特にラインナップを決めて挑む必要はありません。

初見の機種も楽しみつつ、
「ある程度の自由」を満喫します...。







~ 第二章  仮初めの自由へ ~


Mission:楽しく遊びながら $400 を目指せ!


ここでは特に厳しい縛りを設けず、
色んな機種で楽しみながら資金倍増を狙います。

第二章で軽く触れましたが、
唯一のポイントは
RTP依存の深追いをしないこと。

1点集中の追撃スタイルでは
色んな機種を楽しめませんよ。。。






5. ♰ - Moon Princess - ♰【Play'n Go】

6-0

言わずと知れた
Play'n Go の名機「月姫」

実況当時、初めて出会った時から
特別扱いをしていたことは
視聴者の方々もご存知かと思いますが、
こんなにも世間を騒がせるほど
人気の機種になるとは思っていませんでした。

「フォールタイプ & ゲージシステム」は
Play'n Go の定番とも言える仕様ですが、
その中でも本機は親しみやすい完成度に
仕上がっているのは確かです。

5 x 5 という多過ぎないグリッドと
縦横で3つ並ぶと配当が付くという単純さ。

ゲージのメーターも3つと少なく、
他の機種のように
全てのグリットをカウントして数十個も溜め、
段階ごとに複数の機能が発動するような
複雑さがないことも利点と言えるでしょう。

永遠と補充され続けるフォールタイプに比べると
時間効率を気にするほどテンポも悪くなく、
万人受けするのも納得できます。

ただ、
あまりにも1つの機能を特化させ過ぎたために
自ら罠にハマって自殺するプレイヤーも多く、
そのカラクリを見抜けるようになるまでは
戦績も不安定な状態が続くでしょう。

FS で 「愛川さん」 を選び続け、
ULTRA BIG WIN !の虜になってしまった方は
何度も破産を繰り返しながら
その瞬間を待ちわびているのだと思います。

息の長い機種ではありますが、
それは同時にプレイヤー達の思考が
停止していることを意味します。

ここではあえて深く触れませんが、
いつまでも長く
遊べているのか、弄ばれているのか…

付き合い方を間違えると
「毒」になる機種とも言えるでしょう。


6
↑ このシナリオで月姫を打つのであれば
私は止め時としてFS獲得さえ求めません。

最初のトリニティで抜けられるのなら
それで十分だと思います。

そんなコンセプトで打つこともあって
今回は$0.4で挑みましたが、
もし FSで 愛川さんの爆発を待ち続けて
深く打ち込みたいのであれば
$0.2で挑んだ方が良いでしょう。

削りから始まった場合、
打ち始めの資金$252から
リミットの設定は150倍~200倍程度。

その地点から
$200台に戻ったFSで損切りします。

$200を切る前に初動のFSを獲得した場合は
結果がどうであれ、そこで終了。

今回の結果は写真の通り、
初動は100倍落ちから
嵐山さんで160倍の配当をもらって$279...。

$27程度ですが僅かに利益が生まれました。

この場面に限らず、
月姫に対しては突き抜ける利益を期待せずに
初動抜けを見据えた平行線で楽しむのが理想的。

本当の Big Win を狙いたいのであれば、
そもそも選ぶ機種を間違えていますよ… 






6. ♰ - Shield of Athena - ♰【Play'n Go】

2-0

第一章でも登場した機種ですが、
ちょっぴりベットアップの$0.2で遊びます。

リミットの設定は100倍落ち程度。

あえて浅めに設定して200回転以内に
FSを獲得できたらいいな… という
おおよそのスピン回数制御を視野に入れた
損切り前提の遊び台として使います。

初動のFSで それなりの返しがあれば
追撃はせず、そのまま終了。

リミットの100倍落ちを食らったとしても
資金はこのシナリオの開始時より多い
$259が残る計算なので問題ありません。


7
↑ しかし、残念ながらFSは獲得できず、
リミットである100倍落ちギリギリの場面で
リスピンによる終了を迎えてしまいました。

FSも獲得できず、
第一章と同様に$3という微妙過ぎる利益…

浅い勝負では こんなものです。

何の見せ場もなく
リミットで損切りを迎えるよりは
はるかに良い戦績であった… と思いましょう。






7. ♰ - Extra Chilli - ♰【Big Time Gaming】

8-0

Big Time Gaming の中でも
ずば抜けてFS購入のコスパが良い優良機種。

十分な破壊力を秘めているにもかかわらず、
購入金額はベット額の「50倍」と格安!

因みに私は この機種で
通常打ちを挑んだことは1度もありません…
完全にFS購入専用機です 

Big Time Gaming の機種は
FS獲得の周期が長引き易いので
やはりFS購入を上手く使うのが
賢い遊び方だと思います。

特にミスティーノにおいては
「ベット額設定」の恩恵が大きく、
ローコスト戦でもFS購入を組み込んで
戦えるのは嬉しい限りです。

多くのカジノでは最低ベット額 = 0.4$、
つまりFSの購入金額は最低$20から…
となっていますが、
ミスティーノでは最低ベット額 = $0.2、
FSは$10から購入できてしまうのです。

因みに「White Rabbite」も
最低ベット額 = $0.1なので
FSが$10から購入できてしまいます 

White Rabbite


現在では他のカジノと同様、
Extra Chilli は最低ベット $0.4~
White Rabbit は最低ベット $0.2~
となっています。



本来、FS購入で試行回数を重ねるためには
ゆとりのある資金が必要になりますが、
これだけリーズナブルな設定のカジノなら
通常打ちの戦略としても十分 組み込めます。

現状の資金$282から
リミットを$200程度に設定したとしても、
10回以上のチャンスがあると思えば
夢のある駆け引きが楽しめるでしょう。

「蘇生術」に自信があるのなら
ギャンブルで攻めるのも また一興。

もちろん、24回のスピンで
800倍の配当を得られる保証はありませんが、
最低保証の8回スピンでは
マルチプライヤーにも限界があります。

高額で挑めない勝負だからこそ
巻き返しが容易なローコストで夢を追う…

そんな発想も1つの楽しみ方と言えるでしょう。

ローコスト戦だからと言って
低額、堅実、ローボラ限定に拘っていると
本当に いつまでも資金は増えません。

堅実に積み上げる工程と
それを使って勝負を仕掛ける工程を
上手く織り交ぜながら立ち回るのが
飽きずにローコスト戦を続けるコツなのです。


8
↑ では、チリ戦の話に戻りましょう。

今回は中盤戦で行ったり来たりを繰り返しながら
11回目の購入で スキャッター4つを引き当て、
1度だけギャンブルをして
スピン回数16のFSを獲得することに成功。

得られた配当は
$0.2 の 230倍 = $46 
資金は$300を超えました。

インパクトはありませんが、
まずまずの戦果ではないでしょうか。

台を立ち上げ直して
もう一戦… と思ったのですが、
せっかくなので別の機種で
FS購入戦を挑むことにしました。。。






8. ♰ - Vikings Unleashed Megaways - ♰
  【Blueprint Gaming】

9-0

こちらも実況をしていた頃から
散々 FS購入戦で使っている機種です。

主に「ExtraChilli」が封印されている
ベラジョン、インターカジノにて
同じ条件である 50倍 - 8回スピンを使います。

私の中で 100倍 - 12回スピンの購入は
全く使う価値がありません。

マルチプライヤーが保証されているわけでもなく
スピンの上昇率も 50倍以降は2回ずつ…
ギャンブルに対しても「Extra Chilli」のような
最低保証スピンは付いておらず、
失敗すれば即死で見返り無し…

元々 良いFSというのは
スピン回数なんて関係ありません。

27回のスピンであっても配当が付かなけば
マルチプライヤーは一向に上昇しませんし、
たった5回のスピンで
数百倍の配当が得られることもあります。

特に この機種は
ミステリーシンボル機能を搭載しているので
10倍以下のマルチプライヤーでも
十分な配当を得ることは可能です。

全ての機能を使いこなすことが
有能なプレイヤーというわけではありません。

そもそも使う価値があるかどうかを
見極める能力こそが優劣を決める
判断材料であると心得ておきましょう。


9
↑ たいそうな理屈を語りましたが、
自慢できるような画が撮れないのがザコ… 

止め時を決心した このスピンは
100倍ぽっちの配当で終了。

それでも 25倍 - 5回スピンの$10購入を繰り返し、
プラスで終わることができれば私は勝ち組です。

この資金で 100倍 -12回スピンの
$40購入なんて繰り返していたら
瞬く間に最初のシナリオまで逆戻りですからね...

どんなに ゆとりのある状態であろうとも
「使う資金のバランス」を見誤れば
その1戦が息絶える最終戦となります。

資金が増えてゆく過程で
どれだけバランスを崩さずに遊べるかが
このシナリオの鍵と言えるでしょう。






9. ♰ - Razor Shark - ♰【Push Gaming】

10-0

最近では巷でも すっかり人気者になった
Push Gaming のサメ。

私が過去に見た動画の中で
最高配当を叩き出していたのは
$50ベットでのFS中、
マルチプライヤー33倍の状態で
2500倍コインを獲得するという
もはや追撃不能なレベルの BIG WIN でした。

それに比べれば
このブログで度々 紹介した
1000倍コインハントなど ゴミ同然…

「何度も獲れて当たり前」というわけです。

しかし、この場面では
1000倍コインなんて狙ってはいけませんし、
そんな配当に望みを託すところまで
打ち込むこと自体が危険です。

まず、気を付けなければならないのは
自分の意志とは無関係に
「1000倍コインハントへの旅立ち」
を余儀なくされるような
挙動の台を打たないこと。

この文章を読んで
「何を言っているのか よく分からない…」
という方は まだ「Razor Shark」との
付き合い方が確立できていない証拠。

自由に楽しむ… とはいっても
「破産」が見え隠れするような機種で
とことんの打ち込むのは避けましょう。


10-1
↑ 今回は$0.2のベットで
500回転以下くらいの短期決戦を挑み、
200倍落ちの損切りまでに
ちょっと突き抜ける止め時が来たらいいな…
という程度の勝負です。

しかし、$0.2のベットでは
開始早々から「わかめラッシュ」で
微妙にプラスに転じてしまう台に遭遇。

3回ほど台を立ち上げ直しましたが、
いずれハマり台に出くわしてしまうことは
分り切っているのでプランを変更しました。

$0.1にベットダウンし、
1000回転程度の中期戦を挑みつつ
200倍~500倍くらいの配当を狙います。

損切りのポイントは
500倍落ちのマイナス$50に設定。

ゲーム展開によっては
1000回転も回せない可能性もあります。

ただ、目に見えた戦果が現れないからといって
「その先」を追いかけるのは無し。

1000倍落ち以降に出現する停滞領域に捕まると
果てしない長期戦を強いられることになります。

「2000倍落ちまで とことん打ち込んだ末…」
の損切りを見据えて長期戦を挑むのであれば、
例え$0.1ベットであっても
$500程度の資金が欲しいところです。

$350弱の現状から
2000倍落ちを食らってしまうと
冷静さを保てなくなることは明白。

そうならないためのプランを
用意できないのであれば、
どんな状況であってもハイボラ機は
使わないほうが良いでしょう。

因みに、
今回の結果は写真の通り。

270倍くらいの配当で
無難な勝ち越しをもぎ取って撤退です。

現状の資金に対しては
金額的に物足りなさを感じる配当ですが、
「資金ベース」で
得られた配当を計るのは危険です。

あくまでも「ベット額ベースの倍率」で捉え、
「資金の増加率」は考えないのが正解。

これを怠ると自滅への第一歩を
自ら選択することにもなり兼ねません。

一番 無難な止め時を逃した者の末路は
今さら説明する必要はありませんよね。

「この金額では満足できない」に始まり、
「もっと手応えのある配当」を追いかけ、
「後戻りできない沼」にハマり、
「破産覚悟の特攻」で突っ込んだ結果、
本当に破産してしまう最悪の結末。

特に このシナリオでは
色んな機種で楽しみながら
目標を達成することが醍醐味なので、
1つの機種に依存して深追いする行為は
自らマルチシナリオの楽しみを
潰しているとも言えます。

未知の機種では天壌や平均値も計れないため、
特に高望みをしないように注意して下さい。






10. ♰ - Octopus Treasure - ♰【Play'n Go】

11-0

今回のミスティーノ戦記で唯一の初見機。

マルチプライヤー搭載機、
且つ 多機能ということで
「払い出しの重心」は
意図的に操作される機種と捉えましょう。

どの機能でもそれなりの高配当が期待でき、
どの機能も酷い配当で一蹴される可能性がある…

一言で言うと
「八方美人で騙されやすい機種」
という位置付けになると思います。

こういったタイプの機種は
初見での結果が全く当てにならず、
打つ度に違った一面に出くわすかもしれません。

多機能であるが故のメリットとしては
いっきに数百倍も削られるような
急降下が継続する期間は短いという点。

通常のペイアウトは「機能の発動」で
ある程度保証されているので、
コイン持ちは良い機種だと思います。

しかし、このコイン持ちの良さが
最大の「癌」になるのが
このタイプの特徴でもあるので、
簡単に騙されないように
「払い出しの重心」を見極めましょう。

頻繁に機能が発動し、中程度の配当で
行ったり来たりを繰り返す挙動は
ペイアウトの劣化に気付き辛く、
長い間ハマった後にようやく獲得したFSも
一向に爆発する気配がない…という
ローボラ機に似た波形が表れることがあります。

止め時の判断は難しく、
いつ逃したのかさえ分からない…
なんてことも良くあります。

「マルチプライヤー10倍」は魅力的ですが、
爆発的な配当を狙わない方が
安定した楽しみ方ができる機種かもしれません。

ベット額は適正値よりも少し高め、
リミットは浅く100倍落ち程度に設定し、
プレイヤーを惑わせるために組み込まれた
「機能の発動率」を逆手に取って
短期決戦を繰り返しながら利益をさらう…

私は今回が初見でしたが、
最低ベット額で1000回転ほど打った結果から
上記のようなアプローチで挑むことにしました。


11-1

11-2
↑ ベット額は$0.6 、挑んだ回数は5戦。

早ければ10スピン中に何らかの機能が発動し、
数十倍の配当が得られることもありますが、
超短期決戦だけで勝負をするのは無謀です。

20~30回のスピンで鍵が出現しなかった場合は
素直に初動のFSを待ったほうが良いでしょう。

今回は一応、「100倍落ち」という
損切り設定はしましたが、
5戦の期間中に100倍落ちの結果は無し。

「微妙な利益」と「RTPの少し下」を繰り返し、
全て500回転以内での決着となりました。

配当を振り返ると平均値は低く、
上の写真にある最終のFSが
唯一100倍に迫る一番良い結果でした。

「天壌は高そうでも現実を真摯に受け止める」

これは どんな機種でも重要なこと。

その意識があってこそ、平均値を上回る配当を
「イレギュラー」として捉え、
高望みし過ぎない姿勢が保たれるのです。

資金は$450まで増幅完了。

前章に続き、
目標額+$50の猶予を確保しました。






 ♰ - 第三章 完 - ♰


今回のように「章」で区切った
大きなシナリオの中にある
「機種ごとの小さなシナリオ」を考える場合、
最も重要なのは

「特定の機種に特別な戦果を期待しないこと」

だと思います。

複数の機種を使って資金を積み上げる過程で
一番 失敗し易く、難しいのが この部分であり、
「各機種ごとに期待値を切り替える柔軟性」は
様々なベット額で挑む行為が仇となって
より一層 崩壊してゆく傾向にあります。

「複数の機種で楽しむ」を目標にしていても、
「負けた分を取り返したい…」という
反撃の意識は消えないでしょう。

「勝利」と「敗北」の狭間にある
「平行線」を受け入れることができない方は
次の機種へ向かうための架け橋を
自らの意志で壊すことになるかもしれません。

ここは発想の逆転が重要。

例えば10機種で勝負をして
「全敗…」なんてことありますか?

私の予想では、恐らく ほとんどの方が

「ローコスト戦で10機種も使ったことがない」

違いますか?

10機種も使って積み上げることを
そもそも初めから想定していない。

それはつまり1つの機種に望みを託して
「破産覚悟の最終決戦」
を挑む確率か高いということ。

「この一戦に生死を賭ける」となると、
一撃で生還できるように
自然とベット額も安全圏を超えてしまいます。

資金が減ってしまった時には
自分の居場所が変わってしまったと
素直に受け止めるべき。

前のシナリオにさえ戻れないのなら、
一度出金してしまうのも1つの選択です。

何としても
「破産 ⇒ 全額負担で再入金」
だけは避けるようにしましょう。


さて、
次のシナリオは いよいよ最終戦。

ローコスト戦でも
それなりのベット額で戦える…

そんな機種を使った勝負を仕掛けます。

しかし、堅実な視点で見ると
この「第三章 完結」の時点で
終焉を迎えるのも良い選択だと思います。

$100の入金から
資金は4倍以上に増えているわけですから
戦果としては十分です。

もっとシビアに考えるなら
入金額が2倍になった時点で出金が正解。

同じ勝負をもう一戦挑めるわけですから
利益としては十分でしょう。

特に自己制御に自信がない方は
入金額分だけを先行出金して
元取りを完了させてしまうのが鉄則です。

勝ち続けている状態では
「底なしの欲」が止まりません。

出金のタイミングは
あらかじめ決めておきましょう。

輝かしい戦果は
帰還できてこそ称えられるもの。

「死に場所」は常に
次の戦場に持ち越すのが正解です。

「約束された明日など存在しない」

これが平行線を辿るために必要な
「究極の精神論」だと思います。

それでは次回の
「第四章」をお楽しみに…


ミスティーノ





♰ - ミスティーノ戦記を振り返る - ♰